Love Letter

2004年2月14日映画

旅館のテレビで女4人お布団に入りながら見ました。
この映画私はとても好き。
すごく切なくて，切なくて泣けました。
（約2名途中で寝てたけど(-_-#)）

原作を確か5年くらい前に読んでて
その時もジーンとくるものが心地良かったのは覚えていたんだけど，
話の内容，あらすじは殆ど忘れてしまってました。

それにしても分からなかったのが
中山美穂が一人二役してる意味。
あれはどういう意味なんだ？？
渡辺博子と藤井樹（♀）が似ているという設定なんだけど
二役するほど似ていなければいけなかったのかな？

そんなこと全然知らずに見ていたから，
原作読んでいたにも関わらず話が全然分からなかった(^^;)

自分に似ている恋人の同級生（しかも恋人と同姓同名）が
気になってしまう気持ちすごく分かった。
自分の知らない恋人の過去を知りたくなる気持ちすごく分かった。

やり過ぎー！気持ち悪いー！との声もあったけど
私には渡辺博子の気持ちが痛いほど分かってしまった。

過去を知れば知るほど気持ちは向いてしまう。
だけど知りたくなるのよね。
簡単には前を向けない。
おかしいと分かりながらも。

実際，藤井樹と藤井樹には恋があった。
でもそれを
渡辺博子は知ることなくてよかった。
真実が知りたかったのだろうけど知らなくて良かった。
本当に。

そういうことって多い。

気持ちが自分に向いていない
亡くした人を見ているのを分かっていながら
思い続け，幸せにしよう
吹っ切らせてあげようとする豊悦の行動
切なすぎます。
何故あんなに包み込めるのでしょう。

影響されて早速帰りに
「リリィ・シュシュのすべて」を借りてきました(*^^*ゞ

岩井俊二の世界すごく好きです。